宮部みゆき「初ものがたり」
新潮文庫
1999年9月 発行
2009年9月 27刷
269頁
1999年9月 発行
2009年9月 27刷
269頁
白魚、鰹、柿、鮭、桜
江戸の四季を彩る初ものがからんだ謎を描く連作短編集
本所深川一帯をあずかる茂七親分と子分が謎解きに駆けまわる
殺人事件、不思議な出来事の中に描かれる親子兄弟、男女の情、苦悩、因縁
人間という愚かで愛すべき生きものを優しく見つめています
殺人事件、不思議な出来事の中に描かれる親子兄弟、男女の情、苦悩、因縁
人間という愚かで愛すべき生きものを優しく見つめています
脇役として重要な役目を担っている
正体不明の稲荷寿司屋の親父
霊力を持つ拝み屋の少年
この二人がその後茂七とどう関わってくるのか、物語にどういう色を添えるのか、途中で終わっているのが、とても気になります
正体不明の稲荷寿司屋の親父
霊力を持つ拝み屋の少年
この二人がその後茂七とどう関わってくるのか、物語にどういう色を添えるのか、途中で終わっているのが、とても気になります
宮部さんによる新潮文庫版のためのあとがきにその後の物語も「いつか必ず書きます」とあるのですが、10年以上経った今も未だのようです
茂七親分が過去を回想する、ような物語で収束させてもらえたらスッキリするのですが…
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