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読書三昧の日々

スディール・ヴェンカテッシュ「ヤバい社会学」

2011/02/19
新書・ビジネス本・学習本etc 0
 
訳・望月衛
東洋経済新報社
2009年1月 発行
387頁
 

帯より
貧困の連鎖
麻薬の蔓延
相次ぐ発砲・暴力事件
警察も救急車も来ないスラムでギャングと住民は複雑に絡み合って共生していた
ギャングとつるんだ無謀な社会学者が描く、笑いあり涙ありのノンフィクション
 
 
若い黒人が環境要因それぞれからどんな影響を受けるかを調べたい
貧しい地域に囲まれた貧しい環境で育つのと、裕福な地域の近くにある貧しい環境で育つのとではなにか違いが出るだろうか?
シカゴ大学大学院の教授の計画を手伝う形で黒人スラム街に入り込んで手痛い失敗を繰り返しながら一級品の社会学的データを手に入れ博士論文を書き上げるスディール
読者の気を引くような大仰な言葉が使われているのでもなく、淡々と日常を描いているので気がつかないでいるとスディールがスラム街に通うようになってから何日も何ヶ月も何年も過ぎています
この社会学者は何とタフな怖いもの知らずな、そして度量の大きい人間なのでしょうか
(謝辞に両親の影響が大きい、とあります)
 
タイトルから連想されるのは小難しそうなアカデミックなものですが
それよりも、ギャングのリーダーJTとの友情とスディールの成長物語として面白く読みました
 
 
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