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読書三昧の日々

長嶋有「パラレル」

2010/01/12
長嶋有 0

現在
大学時代
離婚前後
3つの時間軸によって構成されている
ナルホド
タイトルに納得

主人公・七郎はゲーム作家、妻の不倫によりスープが冷めない距離別居を経て離婚成立
友人・津田は世界はラブとジョブと公言して憚らない女好きのIT社長

淡々と描かれる3つの時間
淡々とした文章の中に、心に重く残る言葉が散らばっています


私の心に一番残ったのは七郎が友人サオリの結婚式のスピーチに準備した言葉
(サオリってのは津田に連れられて行ったお店のキャバクラ嬢だった女の子)

夫婦円満の秘訣は信じることです
信じるとは、なにか疑わしいことがないから信じるのではなくて、ただもう無闇に信じるのです
屁理屈も理屈、邪道も道、腐れ縁も縁



七郎と津田のアラサー男の友情
七郎と元奥の関係
津田のパラ走女性交遊
etc
読者の年齢、経験、環境によって、心に残る言葉は違うでしょうが
ふっと自分と重なる部分が見える
本を読むとはこういうことなのだという事が解る一冊だと思います

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