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読書三昧の日々

ジェームズ・W・エリソン「小説家を見つけたら」

2023/10/23
海外の作家 0
#読書#本#本レビュー#ジェームズWエリソン#小説


訳・石川順子
ソニー・マガジンズ文庫
2001年3月 初版第1刷発行
2001年4月 第3刷発行
287頁

ニューヨークのサウスブロンクスで生まれ育った16歳の高校生、ジャマール・ウォレス
誰にも言えない内緒の楽しみは文章を書くこと
学校では文学少年である一面は全く見せない彼でしたが読書から得た知識の豊富さと書くことへの熱意は誰にも負けないものがありました
そんな彼がある日偶然出会ったのは処女作でピューリッツア賞を受賞した後、姿を消した大作家ウィリアム・フォレスター
フォレスターは自分のことを絶対に口外しないことを条件にジャマールへの文作指導を引き受けることにします

2000年制作、ショーン・コネリー主演で公開された映画を観て興味を持ちました
歳の離れた幻の大作家と才能あふれる黒人青年の友情物語
映画が原作にほぼ忠実で嬉しかったです
ジャマールの母親、兄、友人たち、それぞれがそのまま丁寧に表現されていました
そして、映画では口数の少なかったジャマールの心のうちがここでは詳しく書かれていて、根強い人種差別など彼や彼の家族を取り巻く環境への理解が深まりました


原題は「FINDING FORRESTER」
日本語タイトルは日本語の曖昧さが良い方向に作用していると思いました

20230606小説家を見つけたらs


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