にしのあきひろ「えんとつ町のプペル」
幻冬舎
2016年10月 第1刷発行
2017年 2月 第15刷発行
絵本です
4000mの崖に囲まれ、外の世界を知らない町がありました
町は煙突だらけ、そこかしこから煙があがり、えんとつ町に住む人は黒い煙に閉じ込められて青い空も輝く星も知りません
ハロウィン祭の真っただ中、配達屋さんがうっかりゴミ山に落としてしまった心臓にゴミがあれこれくっついて生まれたゴミ人間
町の皆からバケモノと罵られ、ひとりぼっちでいたところ声をかけてきたのはえんとつそうじ屋のルビッチでした
映画が良かったので読んでみました
本作は至ってシンプル
映画に描かれていた社会的背景は一切なく、不思議なゴミ人間と父親を失くした少年の心の交流のみを描きます
少ない言葉と丁寧に描かれた絵から伝わってくる『信じることの大切さ』
繰り返し読めば読むほど味わい深くなる絵本でした

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