fc2ブログ
読書三昧の日々

アンソロジー「城」

2022/12/29
アンソロジー 0
#読書#アンソロジー#城#ポプラ社#百年文庫#ムシ


ポプラ社百年文庫57
2010年12月 第1刷発行
167頁


ムシル「ポルトガルの女」
訳・川村二郎
領地をめぐる攻防戦に身を投じる城主は異国からめとった新妻を城に残して戦場に寝起きしています

A・フランス「ユダヤの太守」
訳・内藤濯
古代ローマを舞台に統治者の宿命と人間理解の限界を告発します

ゲーテ「ノヴェレ」
訳・小牧健夫
山の古城に響き渡る少年の歌声が恐怖に委縮していた大人たちの心を解き、目前の恐怖を追い払います


「ユダヤの太守」でのユダヤ人に関するあれこれに現代に通ずるものが多く、ずっと変わっていないことに驚きました
残念なことに、3作品とも哲学的で私にはレベルが高く読むには読んだけれど、でした

20220918城s
関連記事
スポンサーサイト



Comments 0

There are no comments yet.