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読書三昧の日々

おうち映画(海外)・聖なる鹿殺し/オーストラリア

2022/01/23
映画&ドラマ 2
#映画 #洋画#聖なる鹿殺し#オーストラリア#ニコールキッ
「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」
原題 KILLING OF A SACRED DIA
2017年 イギリス、アイルランド
【Amazon Prime Video】

幸せな家庭が1人の少年を迎え入れたことで崩壊していく様子と描いたサスペンススリラー

郊外の豪邸で暮らす心臓外科医スティーブン(コリン・ファレル)は美しい妻・アナ(ニコール・キッドマン)や2人の子どもたちに囲まれ順風満帆な人生を歩んでいました
しかし、謎の少年マーティン(バリー・コーガン)を自宅に招き入れたことをきっかけに子どもたちが突然歩けなくなったり目から血を流したりと奇妙の出来事が続発
やがてスティーブンは容赦ない選択を迫られます

悪の存在であるマーティンが、一見良い人であるかのように接近してくるのが気味悪く、その理由がはっきり示されないことで恐怖感が増します
元凶にあるのがスティーブンの医療ミスだったにしても理屈でなく迫ってくるのが恐ろしかったです
タイトルは、原題からわかりますが『聖なる・鹿殺し』ではなく『聖なる鹿・殺し』で生贄として捧げられるというニュアンスを含んでいます
スティーブン一家は生贄を捧げましたが、それでマーティンの恨みが消えることは無いだろうと思います
物語は続く…といったところでしょうか

観ようと思った理由の2人
コリン・ファレルとニコール・キッドマンがイマイチだったのが残念でした

          20211217聖なる鹿殺し




「オーストラリア」
原題 AUSTRALIA
2008年 オーストラリア
【WOWOWプラス】

これもニコール・キッドマンの名前で観ました

第2次世界大戦前の雄大なオーストラリアを舞台に描くアドベンチャーロマンス
ロンドンに暮らす貴婦人のサラ(ニコール・キッドマン)はオーストラリアで牧場を営んでいる夫から便りが無いのを心配して自らオーストラリアへ向かいます
夫の暮らす屋敷に着いて目にしたのは何者かに殺害された夫の遺骸
相続した牧場と家畜を守るため、カウボーイのドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)とアボリジニの少年・ナラの力を借りて1500頭の牛を引き連れオーストラリア横断の旅に出ます

前半はサラの牛を横取りしようと企む輩との戦いと、サラとドローヴァーの恋
後半は穏やかに暮らしていたサラとドローヴァーとナラの間に起こる感情のすれ違いと第2次世界大戦が勃発し、離ればなれになってしまう3人、そして再会が描かれます

恋愛とアボリジニの少年を愛おしむサラの母性を描いたものだろうと想像していたのですが、当時推し進められていたアボリジニの白豪化と激しい人種差別を厳しく糾弾した作品でした
日本軍によるオーストラリア空襲もほとんど知らず今さらながら自分の無知に恥ずかしくなりました

この時のニコール・キッドマンは40歳前くらいでしょうか
スタイル抜群、光り輝いていました
          20211217オーストラリア

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Comments 2

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こに

こに

latifaさん

こういう得体のしれない恐怖、精神性を描く物語って記憶に残りますよね。最も、不気味だった、てなところばかりですけど。

「恋せぬふたり」
とても難しい、デリケートなテーマを扱っていますね。岸井さんが高橋さんの導きで自分のあるべき姿、いるべき場所に辿り着けたらいいな、なんて思いながら観ています。
岸井さんの家族の発言に自分も無責任発言が多いと気づかされました。←家族側、特に母親。
我が娘が…ショックだし理解は難しいと思うけれど…最終話まで観て認識が変わりそう、かな。

2022/01/25 (Tue) 13:16

latifa

こにさん、こんにちは
聖なる鹿殺し、私も数年前に見て、なんだか不気味というかね、後味も良くないけど、印象に残ってます。

その後、コーガンさんを別の映画で見たのだけれど、まっというな人間の役だった 笑
あの人は特徴があるお顔よね。これからも活躍しそう。

2022/01/24 (Mon) 10:18