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読書三昧の日々

おうち映画(海外)を5本

2020/11/13
映画&ドラマ 0
#映画 #洋画
「ジュリアン」
原題 JUSQU’A LA GARDE
2017年 フランス
【ムービープラス】

離婚したアントワーヌとミリアムは11歳になる息子・ジュリアン(トーマス・ジオリア)の親権をめぐって争っていました
ミリアムはアントワーヌにジュリアンを近づけたくありませんでしたが裁判所はアントワーヌに隔週の週末毎にジュリアンへの面会の権利を与えます
アントワーヌはジュリアンにミリアムの転居先を聞き出そうとしますが母を守るため必死に嘘をつき続けます
ついにジュリアンの嘘を見破ったアントワーヌは銃を手にミリアムの住むアパートに押しかけます

アントワーヌの息子に会いたいと思う気持ちはわかりますが、自分の思いが否定されると突然スイッチが切り替わりそれまでの息子を愛する穏やかな父親から変身、狂気に満ちた言動はまるでホラー映画のようでした
ひたすら恐怖に耐えるジュリアンの表情が辛かったです
フランスの家庭内DVはかなり深刻とのことで大きな社会問題になっているそうです
この作品がミリアムとジュリアンのように恐怖に怯えながら暮らしている人々を救い出す一助になっていればよいと思いました
20200925ジュリアン





「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」
原題 REVOLUTIONARY ROAD
2008年 アメリカ
【Netflix】

原作 リチャード・イエーツ「家族の終わりに」

1950年代アメリカ郊外の町で夢と希望に人生を懸けようとする若い夫婦の葛藤と運命を描きます

富裕層が暮らすコネチカット州の郊外で2人の子供と幸せに暮らすフランク(レオナルド・デカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)
それぞれが抱いている夢の実現のため、人生で大きな賭けに出ることを決意します
ところが、いよいよ実現間近というところで、エイプリルが3人目を妊娠、フランクも職場での昇進昇給が約束され、迷った末に夢を諦めます
実際は諦めきれずにいるエイプリルと夢を捨てたフランク
表向きはうまくいっているように見えますが2人の間の溝は次第に深まっていきます
母と妻の顔を捨てようとしたエイプリル
自分勝手のようにみえますが、見方を変えれば自分に正直に生きたかっただけのこと
とても切なかったです
誰だって毎日を穏やかに過ごすために心の奥にしまい込んでいることは多かれ少なかれあるでしょう
パワフルに前に進む夫婦の物語だろうと想像していた内容とは大きく違い、人の心の奥を描いた厳しい作品でした
レオナル・デカプリオとケイト・ウィンスレットの全身全霊をかけた演技が素晴らしかったです
20200925レボリューショナリーロード





「しあわせな人生の選択」
原題 TRUMAN
2015年 スペイン
【Netflix】

マドリッドに暮らす余命僅かなフリアン(リカルド・ダリン)と彼を取り巻く人々の最期の4日間を描いたドラマ

カナダに住むトマス(ハビエル・カマラ)はフリアンの病を知り、休暇を取ってマドリッドにやってきます
治療を諦め、身辺整理を始めたフリアンは、トマスと共に愛犬トルーマンの新たな飼い主を探し、アムステルダムの大学に通うニコの誕生日を祝うためオランダへ旅をします
その中でフリアンとトマスは昔のように遠慮のない関係に戻っていくのですが…

ハビエル・カマラ&リカルド・ダリン
地味ながら2人の名優が織りなす機微が心に染み入る素敵な作品でした
原題はトルーマン
フリアンの愛犬の名前ですね
ナイスなタイトルです
邦題お得意の「しあわせ」という単語が安っぽく思えて残念極まりなしです
20200925しあわせな選択





「ダーク・シャドウ」
原題 DARK SHADOW
2012年 アメリカ
【Netflix】

1752年、水産加工業で成功した裕福なコリンズ家の跡取りバーバナス(ジョニー・デップ)は魔女アンジェリーク(エバ・フリーン)の手により不死のバンバイアにされ、生き埋めにされてしまいます
200年を経た1972年、建設工事により墓が暴かれ解放されたバーバナスでしたが、屋敷を訪れると繁栄を誇っていたコリンズ家はすっかり落ちぶれており末裔たちは誰もが秘密を抱えて生きていました

ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム・カーター、クロエ・グレース・モレッツなど名だたる女優陣が出演しているものの、一番描きたかったのが、一族の繁栄なのか、バンバイアにされた恨みなのか、恋愛なのか、家族愛なのか、全体に浅くて期待したほどの内容ではありませんでした
20200925ダークシャドウ





「ビリーブ 未来への大逆転」
原題 ON THE BASIS OF SEX
2018年 アメリカ
【ムービープラス】

実話をもとに史上初の男女平等裁判に挑んだ女性弁護士を描いたドラマ
後にアメリカで最高裁判事を務めることとなるルース・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)は貧しいユダヤ人家庭に生まれ、努力の末に名門ハーバード法科大学院に入学します
夫マーティ(アーミー・ハマー)の協力のもと大学院を首席で卒業しますが、女性であることを理由に弁護士として雇い入れてくれる法律事務所は皆無
やむなく大学教授となった彼女は男女平等の講義に力を入れながらも弁護士として働く夢を捨てきれずにいました
そんなある日、男性であるという理由で介護費用の控除が受けれられない男性の訴訟記録を目にし、男性に対する差別が違法であることを世に訴えようと弁護を買って出ます
それは、女性に対するのと同様、男性に対しても性差別がいかに横行しているか、想像力を働かせることができない男性判事たちの目を覚まさせるためでもありました
自分の妻が同席している場で「女は家事と育児に専念していればよい」と言い放つ男性判事
その時の妻の表情が何とも辛そうで悲しそうで、蹴飛ばしてやりたかったです

信念の人、ルースですが、彼女独りではこの大仕事はやり遂げられませんでした
夫や成長した娘の存在が重要だったこともしっかりと描かれており納得のいく作品でした
20200925ビリーブ未来への大逆転



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