小川洋子・堀江敏幸「あとは切手を、一枚貼るだけ」
中央公論新社
2019年6月 初版発行
289頁
かつて愛し合い、今は離ればなれに生きる「私」と「ぼく」の往復書簡
「私」を小川洋子さん、「ぼく」を堀江敏幸さんが交互に綴ります
穏やかで静かな言葉で綴られる思い出とともに徐々に明かされる真実に切なく胸が締め付けられます
美しい日本語で美しい文章を編み出されるお二人を一冊で読めるとはなんと贅沢なことでしょう
ため息しか出ません
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