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読書三昧の日々

レイ・ブラッドベリ「たんぽぽのお酒」

2020/09/05
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#読書#レイブラッドペリ#たんぽぽのお酒#晶文社

訳・北山克彦
晶文社
19978月 初版
20184月 17
398頁 

イリノイ州グリーン・タウンに暮らす12歳の少年ダグラス・スポールディングの1928年の特別なひと夏を描きます

夏の終わりの日
眠ろうと目を閉じたダグラスは考えます 

6月の夜明け、7月の正午、8月の宵は過ぎ、終わり、おしまいになって、永久に去ってしまい、ただそのすべての感覚だけを、ここの頭のなかに残してくれた
いまや、過ぎ去った夏の総決算をするものは、健やかな秋、白い冬、涼しい、緑の萌える春なのだ
もしぼくが夏を忘れるようなことがあったら、地下室にはたんぽぽのお酒があり、一日一日全部の日が大きく数字で書かれているんだ

最終頁のこの部分で読んできたエピソードひとつひとつが鮮やかに甦ります
ダグラスの成長を思い嬉しくなると同時に自分にはもう経験できない“夏”に切なさの残る読後感
後を引きそうです

20191125たんぽぽのお酒s 

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