吉田修一「最後の息子」
文春文庫
2002年 8月 第1刷
2017年12月 第17刷
245頁
「最後の息子」
オカマの閻魔ちゃんの部屋で居候暮らしをしているイケメン
タイトルの意味がわかる終盤、複雑な思いがしました
「破片」
酒屋を経営している父と次男、東京で暮らす長男
母親は次男が10歳の時、豪雨による濁流にのまれて亡くなっています
読後感はあまり良くなかったですが、それで記憶に残りそうです
「Water」
全国大会を目指す高校の水泳部員たちの青春物語
わかりやすく、読後は爽快
映像で観たいと思ったら吉田さん監督で映画化されていました
探して観たいです
「Water」が一番好き♪
吉田さんは、まだ「横道~」「続横道~」「路」の3作しか読んでおらず「最後の息子」「破片」の暗く湿った部分が苦手と思ってしまいました
「悪人」も読んでみようかしらん
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