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読書三昧の日々

吉田篤弘「雲と鉛筆」

2019/05/29
吉田篤弘 0

ちくまプリマー新書

2018年 6月 初版第1刷発行

127

 

ぼくは屋根裏部屋に住み、鉛筆工場で働いている

大きなことが書かれた小さな本を読み

遠い街に出かけて、友人とコーヒーを飲む

鉛筆を削って、雲を描き、姉に手紙を書いて、人生を考える

 

 

短いお話の中にキラキラ光る言葉がたくさん出てきます

例えば

ものは自分の外にしかないが、『気づいた』ものの多くは自分の中にある

こんな嬉しいことはなかなかない

本というのは、大きなものを小さなものに収めてあるのが身上で、ここで云う「大きなもの」とは物理的な大きさではなく、人間の「考え」や「知恵」や「思い」といった計り知れないもののことである

 

 

本書はちくまプリマー新書の300冊目の本です

ちなみに200冊目も吉田さんで「つむじ風食堂と僕」でした

この調子なら400冊目も間違いなく吉田さんですネ^^

装幀デザイン担当は創刊当初からずっと吉田ご夫妻のクラフト・エヴィング商會

本屋さんのちくまプリマー新書のコーナーでは装幀を見るのも私の楽しみのひとつになっています

 

いつも、吉田さんを読んだ後は心地よくゆったりとした気持ちになれます

主人公の静謐さでしょうか

 

主人公の所属している部署は〈2B部〉

私が職場で使っている鉛筆は“B”と“F”です(^_^)/

 

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