fc2ブログ
読書三昧の日々

映画・幸福なラザロ

2019/05/22
映画&ドラマ 2

原題 LAZZARO FELICE

英題 HAPPY AS LAZZARO

2018年 イタリア

【センチュリーシネマ】

 

 

1980年代初頭にイタリアで実際にあった詐欺事件を知ったアリーチェ・ロルヴァケル監督の驚きから生れた作品です

 

20世紀後半、イタリアの小さな村で純朴なラザロと村人たちは小作制度の廃止を隠蔽する侯爵夫人に騙され、社会と隔絶した生活を強いられていました

ところが夫人の息子ダンクレディが起こした誘拐騒ぎをきっかけに村人たちは初めて外の世界へ出ていくことになります

 

ラザロとは、キリストの奇跡によって死後4日目に蘇生した聖人の名です

『その人は疑わない、怒らない、欲しがらない』

人は愚か者と呼ぶのかもしれない

これはそんな人の物語

 

両親が誰かもはっきりせず、村人に便利屋のように使われているラザロ

しかし、彼は不満も言わず、働き続けます

そもそも、不満を持つということ自体が彼の中にはありません

ダンクレディから「女好きだったオヤジが小作の女に手を出して出来た子供がラザロ、お前なのかもしれない、俺たちは半分兄弟なのかもしれない」と言われ、素直に信じるラザロ

 

彼を中心とした村人たちの小作からの解放の物語かと思っていたのですが…

随分と違う内容に驚きました

 

フライヤーに書いてある通り

『見る者の価値観が試される美しき衝撃作』でした20190520幸福なラザロs

 

富める者はさらに富み、持たざる者はさらに失う現代

ラストは余韻にぼ~っと浸る感じでした

 

映画って本当にいいものですね!



関連記事
スポンサーサイト



Comments 2

There are no comments yet.
こに

こに

latifaさん

お元気ですか?
コメント&トラバありがとうございます。

ナイスな映画をチョイスされましたね!
信仰のある人にはさらに理解できる内容だったかと。

桜、散り始めましたが桜吹雪も良いものですね。
来年こそは、latifaさんも普通にお花見が出来ますように。
ところで、latifaさんのお住まいの地域は緊急事態宣言が出るのでしょうか?
こちらは宣言からは外れましたが油断は禁物、これまで以上注意して生活していこうと思っています。

2020/04/07 (Tue) 11:08

latifa

No title

こにさん、こんにちは!
これ、不思議な映画でしたね。
ラザロの存在が浮世ばなれしてるんだけど、神々しく思えて。

桜の写真、とても綺麗ですねーー
私のいつも行ってる処も綺麗だったんだけど、今年は行くタイミングを外しちゃって、昨日車で通ったら、もう散り始めちゃってた・・・
ガックリ。

2020/04/07 (Tue) 08:58