梅田卓夫・清水良典・服部左右一・松川由博編「高校生のための文章読本」
2015/08/28
ちくま学芸文庫
2015年1月 第1刷発行
解説・村田喜代子
545頁
良い文章とは
自分にしか書けない(個性的・主観的)ことを
だれが読んでもわかるよう(普遍的・客観的)に書く
という二つの条件を満たしたもののこと
文章表現の多様さに触れ、書き手の個性が遺憾なく発揮された文章を読み味わうことは、自分なりの言語表現を形づくるための最良の道筋になる
モーパッサン、開高健、原民喜、武満徹、吉行淳之助、金子光春、大岡昇平、小林秀雄、坂口安吾、ファーブル、ユング、チャペック、井上ひさし、田辺聖子、宇野千代、谷川俊太郎、村上春樹、つげ義春、小川国夫、夏目漱石、野坂昭如、ドストエフスキー、塩野七生など
古今東西の名手による作品70編を選りすぐり短文読み切り形式で収録されています
紹介された各作品の抜粋部分に関する的を得た質問疑問とそれらに対する答え
各章のまとめ
自分のことは脇に置いといて-大人のズルイとこですが-
1作品づつ真面目に取り組むことで読解力及び文章力が飛躍的に高まること請け合いです
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