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読書三昧の日々

村岡恵里「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」

2014/07/13
ま行の作家 6

新潮文庫

20119月 発行

20144月 5

解説・梨木香歩

392

 

朝の連ドラの原案です

高視聴率をキープしているようなので、さらに増刷されているのかもしれません

本書を読むと、ドラマはかなり脚色されているのがわかりますが、それはそれ

残り2か月と少し、吉高ちゃんの頑張りを楽しみに視聴していきましょう

 
 

「赤毛のアン」の翻訳者として知られる村岡花子の生涯を実の孫が綴った評伝

 

日本に家庭文学を根付かせたいという強い思いから大人も子供も読める文学作品の普及に勤め、自宅には6歳になる前に亡くなった息子の名をとった道雄文庫ライブラリーを作ったり、長年ラジオパーソナリティもこなした花子

ラジオ番組の最後の「それではごきげんよう!さようなら」という挨拶は大流行し、物真似も現れたとか

三輪明宏さんのあの挨拶はこれだったのですね

 

翻訳家として名を知られるようになった後、女性や子供の地位を向上させる運動にも参加

本書にも多くの文化人や政治活動家などとの交流の様子が描かれています

とにかく、自分の信念に従い強く強く生きた女性でした

『偉人』です

 


夫である村岡敬三とは結婚後もアツアツだったようですね

関東大震災の後、全てを失うものの精神的にも経済的にも花子に支えられ立ち直ります

1963年、敬三が心臓まひで亡くなるまで互いに尊敬と愛を捧げあった夫婦でした


我が家の本棚にある新潮社「世界文学全集」

1969年発行

1970年3刷

中学の時、親に買ってもらいました

頼んだ覚えは無いので、いつも学校の図書室から借りてくる本を読んでいる私へのプレゼントだったのかしら

結婚後も、何度かの引っ越しにもいつも一緒です

頁を開くと古い紙のにおいがします
第14巻、デイヴィッド・コパフィールド「炉ばたのこおろぎ」を再読しましょう




















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Comments 6

There are no comments yet.

こに

No title

エルザさん
今週は蓮子さまが主役だったかもしれませんね~。
まるでメロドラマ、相手役の男性はイマイチですが仲間由紀恵さんが最高でした。
村岡・弟とかよはどうなるのかしら。
本当に楽しみです!

2014/07/19 (Sat) 10:56

エルザの大聖堂への行列に並ぶ人

No title

TVが好調なので、原作(原案)本は終わってからのほうが
よさそうだなと思っていました。
当然、脚色は少なからずあるはずだし、同じものとして
読むのはムリでしょうから、完全に別物として読む必要が
あるでしょうね・・・。

しかしTV高視聴率ですか。何気に嬉しいです(笑)
月曜日までの録画分をみました。プロポーズのシーン
あっというまに盛り上がっていって、見て入るこちらも
ドキドキするシーンの連続でした。
なかでも吉高の表情の作りかたのうまさは絶賛して
しまいます!!明日からも楽しみです♪

2014/07/16 (Wed) 00:52

こに

No title

く~みんさん
花子も村岡さんもクリスチャンだったということも互いに強く惹かれあった要因ではあったようです。
石炭王・伊藤伝右衛門はドラマだとサイテーに見えてしまいますが実際、そうでもなかったようですね。
石炭王と蓮子さまは価値観の違う中での欲得絡みの結婚でしたから、上手くいくはずはありませんね。兄さんが許せませんわ!

あちこち、観光客が増えているようで「花子とアン」の経済効果にも注目ですネ。

2014/07/14 (Mon) 08:25

こに

No title

完熟とまとさん
ナイス!ありがとうございます。
お義母さま、村岡花子の生声を聴いてらしたんですね~。子供向け番組とはいえ中身の充実したものだったらしいです。
日本に家庭文学、児童文学を浸透させたいという花子の熱意には頭が下がります。花子たちの尽力があったから私たちは海外の児童文学を読むことができたんですよね~。ありがたいことです。

2014/07/14 (Mon) 08:19

く~みん

No title

「花子とアン」が始まる前に借りようと思ってたら、間に合わなくて…
村岡さん、優しそうですよね。ハナさんはお幸せだったんですね!
ドラマも目が離せなくなってきましたね!蓮子さんも気になります
そう言えば、北九州の石炭王の自宅は、訪問者がすごく多いそうです

2014/07/13 (Sun) 19:30

完熟とまと

No title

おはようございます!(^O^)/

この本も予約中ですが、なかなか順番が回って来ません。
朝ドラが大人気!だということですね。
書かれているのは、村岡さんのお孫さんなのですね。

村岡さんのラジオ放送は、うちの義母が子供の頃に日常的に聴いていた覚えがあるとか・・・?
翻訳だけでなく児童文学の普及にも、大きく貢献された方だったのですね。
ナイス★

2014/07/13 (Sun) 10:36