川上弘美「ざらざら」
新潮文庫
2011年3月 発行
解説・吉本由美
215頁
「パスタマシーンの幽霊」の姉妹編
高校生~30代前半までの女性の恋模様を描いています
切なさと愛しさと可愛らしさと哀しさがギュっと詰まった短篇集
長嶋有さんを思わせる「ラジオの夏」と、「草色の便箋、草色の封筒」「卒業」が特に印象に残っていますが、どのお話にもその年代だった頃の自分を思い出し共感できる部分があって、夢中になって読みました
次は、読み応えのある長編にしましょうっと
- 関連記事
-
- 川上弘美「センセイの鞄」
- 川上弘美「ざらざら」
- 川上弘美「パスタマシーンの幽霊」
スポンサーサイト