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読書三昧の日々

里見蘭「さよなら、ベイビー」

2013/11/29
さ行の作家 0

新潮文庫

20138月 発行

解説・北上次郎

365

 
 

見知らぬ赤ん坊を連れてきた父親が突然死

母亡き後ひきこもり歴4年、21歳の雅祥が育児を任されることに

 
 

高校生の雅祥は末期がんの母親を病院に見舞った後、大量の睡眠薬を飲んで自殺を図る

帰宅した父親に発見され救急車で運ばれたのは母親が入院している病院

雅祥が胃洗浄をほどこされている間に同じ病院で母親が亡くなった

その後、高校を退学しひきこもりになった雅祥

ある日、突然父親が赤ちゃんを連れてくる

知り合いの女の子がしばらく海外に行くことになって帰国までの18日間を家で預かることにしたのだという

 

赤ん坊の面倒をみるのは父親

オレには関係ないと思っていた雅祥だったが

父親がお風呂で倒れ急性心不全で亡くなってしまう

 

雅祥と赤ん坊の奮闘の日々の章の合間に挟まれる、不妊症で悩む夫婦、あるシングルマザーの苦悩を描いた話

 

久しぶりに普通の小説を読んでいる、つもりが

何?何?この展開?

張り巡らさられたトリックに気づかず一生懸命読んでいたのがある意味幸いしてこの小説の面白さを堪能できたのかもしれません

 
 

冒頭、雅祥が自殺未遂まで追い込まれた理由がラスト近くで明らかになります

いやいや、ホント面白かった

 
 
 

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