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読書三昧の日々

山本一力「辰巳八景」

2013/05/28
山本一力 2

新潮社

20054月 発行

302

 
 

江戸・深川を舞台に市井の人々の暮らしを描いた8つの物語

 

「永代寺帰帆」

ろうそく問屋のあるじの内省

 

思わずホロリとさせられたのは

「永代寺晩鐘」

叶わぬ思いを胸に秘めた男女の別れはとても切なく哀しかったです

 

「仲町の夜雨」

子供が出来ない町内鳶のかしらの女房の悩み

 

「木場の落雁」

大店に奉公した女性の思い違いからくる周囲との擦れ違い

 

「佃町の晴嵐」

飛騨から出て来た町医者の願い

 

「洲崎の秋月」

辰巳芸者の心意気

 

「やぐら下の夕照」

「文通」をしていた男女は結ばれたのか

 

中でも読後感が良かったのは

「石場の暮雪」

気弱な男性に女性から求婚

長屋のどこかで、猫がニャァと返事をした。

で終わります

どの物語も最後にはふっと気持ちが軽くなるのですが特にこれは良かったです

 
 
 
 
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Comments 2

There are no comments yet.

こに

No title

やっちいさん
読みやすいし、とても気持ちのよい気分になれました。
軽く読んでみてもいいかも?
(~_~)

2013/05/29 (Wed) 09:19

やっちい

No title

ほぅ、この本はワタシも好きそうだな。

2013/05/29 (Wed) 08:57