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読書三昧の日々

半村良「能登怪異譚」

2013/03/31
は行の作家 4

絵・村山豊

集英社文庫

19937月 第1

解説・郷原宏

 
 

再読

昔読んだきっかけは白石加代子さんの「百物語」で本書に収録されている「箪笥」を見たことでした。

いや~、白石さんの語りは本当に怖くて、文庫本も怖くて、半村良といえばまず一番に浮かんでくるのは本書です

 

古本屋さんで偶然見つけて迷わず購入

懐かしさと、甦る恐怖と戦慄

全然色褪せていません

 

石川県能登地方を舞台にした怪異譚集

世にも不思議な物語が能登方言で物語られています

 

「箪笥」

「蛞蝓」

「縺れ糸」

「雀谷」

「蟹婆」

「仁助と甚八」

「夫婦喧嘩」

「夢たまご」

「終の岩屋」

 
 

半村良という作家の引き出しの多さに驚かされる作品でもあります

 
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Comments 4

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こに

No title

やっちいさん
こういう怖さが実は本当の怖さ、だったりしてネ。
地元の人が読んだら、どんな感想を持たれるのかなぁ。

2013/04/02 (Tue) 14:27

こに

No title

アー君さん
初半村さんが本作だったので、その後他の作品を読んで作品の幅の広さに驚きました。
是非♪

2013/04/02 (Tue) 14:25

やっちい

No title

能登は実家から近いなぁ。
怖がりのワタシは読んではいけない本だ。

2013/04/01 (Mon) 10:20

アー君

No title

読んでみたいですね~
覚えておきます。(^O^)

2013/03/31 (Sun) 12:12