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読書三昧の日々

小山清「小さな町」

2012/08/14
か行の作家 6

みずず書房《大人の本棚》
200610月 発行
解説・堀江敏幸
 
 
戦争中には東京・下谷で新聞配達をし、戦後は北海道の夕張炭鉱で炭鉱夫をしていた小山清
その二つの土地に取材した、庶民と自分の周辺を描いた短編集です
 
「小さな町」
「をぢさんの話」
「西郷さん」
「離合」
「彼女」
「よきサマリア人」
「道連れ」
「雪の宿」
「与五さんと太郎さん」
「夕張の春」
 
 
実像よりもひとつ下に自分を置いて書いているそうで、遜り過ぎではないか、鼻につくところもありましたが、人生の機微を淡い色合いで描く作風は好みです
「をぢさんの話」を途中まで読んだところで二度目であることに気づきました
二年前に読んだ講談社文芸文庫の「日日の麺麭/風貌」に収録されていましたねぇ
 
表題作「小さな町」は昭和27年上半期、「をぢさんの話」は28年下半期、芥川賞候補になっていますが受賞には到らず、選者にはそろそろ新聞屋ものと手を切ってはどうか、などと評されていたようです
 
 
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Comments 6

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こに

No title

アー君さん
お好きな作風だと思います!
もし読まれたら感想聞かせてくださいね。^^

2012/08/16 (Thu) 15:36

アー君

No title

興味ある作家さんです。
好きなタイプかも!
読んでみますp(^^)q

2012/08/16 (Thu) 13:11

こに

No title

リトルムーンさん
本当に失礼ですよね。どんどん擁護してやって!
小山さんのような作風は結局のところ芥川賞には縁が無かったみたいですね。
世間には、賞をとっていない名作がゴマンと埋もれているのかも?

2012/08/15 (Wed) 13:48

こに

No title

のんきさん
初めまして。
訪問&コメントありがとうございます。
講談社文芸文庫からも出ていますので、是非探してみてくださいね。

2012/08/15 (Wed) 13:23

リトルムーン

No title

>新聞屋ものと手を切ってはどうか、、。

なーんだか、随分と失礼な評ですねぇ。
あんたにカンケーねー!とつい、言ってしまいたくなりました。

読んだことのない作家さんですが、擁護したい気分になりました^^

2012/08/14 (Tue) 20:37

-

No title

通りすがりの者です。初めまして。
小山清さんの本が出版されているんですね。確か太宰治の弟子ですよね。ちくま文庫から出ている「短編名作選」に入っているのしか読んだことがありませんでした。探して読んでみます。

2012/08/14 (Tue) 16:40