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読書三昧の日々

三浦しをん「舟を編む」

2012/02/26
三浦しをん 8

光文社
2011年9月 初版1刷発行
2011年11月 4刷発行
258頁


ある出版社の辞書編集部で辞書「大渡海」つくりに奔走する個性的な面々の物語

スポーツや趣味に限らず夢中になれることがある人は幸せです

営業から引き抜かれた馬締(まじめ)は、ちょっと風変わりで周囲から浮いた存在だったのだが、辞書作りに関わることで自分の居場所と自信を持つ
それに対し、辞書作りに夢中になれず、無難に仕事をこなすもはかばかしい評価は得られず、常に他人と自分を比較して焦っている西岡
私は、王道を行くような馬締より、一般人らしい西岡に興味を惹かれました
馬締がきてから暫くして他の部署に異動した西岡も「大渡海」の完成には少なからず尽力します


この本の装丁が「大渡海」の装丁そのものになっていたり、カバーを外すと重要な場面がマンガで描かれていたり
凝ってます
でも、馬締を始め皆イイ男過ぎないかしら?

言葉についての三浦さんの思いがあちこちに散りばめられています
日本語は奥の深い、素晴しい言語です
電子辞書しか使ったことのない若者が増えているようですが、是非、紙の、分厚くて重い辞書を手にして欲しいと思いました


少しずつですが、三浦しをんさんに慣れてきて作品の良さがわかるようになってきました





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Comments 8

There are no comments yet.

こに

No title

supernovaさん
しをんさんが漫画大好きだからなのかな。
私的には、?な描画でしたけどネ。
まだ本屋さんに並べてあったら是非(こっそりと)外して見てみてください。
(^_^;)
「大渡海」の表紙が「舟を編む」の表紙そのものというところは憎いですよね~。

2012/10/24 (Wed) 16:08

supernova

No title

ええ!?カバーを外すと漫画が出てくるんですか!
図書館で借りた本なので、上からきっちりコーティングされていて
見ることができませんでした。残念(泣)
「大渡海」の表紙の描写のところでは、「舟を編む」の表紙を
見ながら読んでました。あんなお洒落な表紙の辞書、素敵だろうな♪

2012/10/23 (Tue) 07:55

こに

No title

完熟とまとさん
やっぱ日本人は日本語を大切にしなくてはいけません!
私も紙の辞書派ですが、以前ほどは引かなくなりましたねぇ。
ついついパソコンやスマホで検索してしまいます^^;

2012/02/28 (Tue) 09:15

こに

No title

やっちいさん
お薦めですよ♪
映画化されたりするかな~。

2012/02/28 (Tue) 09:13

こに

No title

夕凪日和さん
所謂オタクまではいかなくても何か熱中できる事があるって幸せですよね。
三浦さん、ちょっと面食らう部分がありますね。徐々にの昔の作品も読んでいきたいと思ってます。^^

2012/02/28 (Tue) 09:12

完熟とまと

No title

おはようございます!(^O^)/
この本、絶対読みたい~!と思って、予約してるんだけど、なかなか回ってきませんよ。
日本語の奥の深さ!夢中になれる仕事・・・いいですね。(^-^)
風変りで周囲から浮いた個性的な面々!というのが、何となく三浦をしんさん風かも?
息子は電子辞書を愛用していますが、私は紙の分厚い辞書が手元に無いと、何となく不安です。(*^^)v

この本早く、回ってこないかしら??(@_@;)

2012/02/27 (Mon) 09:27

やっちい

No title

この本読みたいな~。

2012/02/26 (Sun) 21:08

夕凪日和

No title

何かに夢中になれる事がある方って、生き方上手ですよね。日々の生活も楽しくいられるのかな。未読の本ですが、読みたいと思います。 三浦さんの文体に、実は私も慣れない1人です(笑) 何か一つ先の世界であったり 、また一つ前の世界なのか?など私の中で混乱あり。(笑)

2012/02/26 (Sun) 19:06